医療通訳を頼む方法
病院で日本語が難しいときに、医療通訳や電話通訳を使う方法をまとめました。事前に病院へ連絡するコツ、多言語の問診票、AMDAなどの相談先も紹介します。
写真:Tomio344456(CC BY-SA 4.0) 元の写真
この記事では、病院で日本語が難しいときに通訳を頼む方法が分かります。病気の説明は大事なので、早めに準備しておきましょう。
なぜ医療通訳が大切か
病気の名前、薬の説明、手術の同意などは、むずかしい言葉が多いです。家族や友達に通訳を頼むと、言葉が正しく伝わらなかったり、本人に言いにくいことが伝わらなかったりします。医療の言葉を知っている通訳がいると安心です。
方法1 病院に連絡して頼む
いちばん大切なのは、行く前に病院に連絡することです。
- 予約や電話のときに、「〇〇語の通訳が必要です」と伝える。
- 通訳がいる曜日や時間を聞く。
- 病院が電話やタブレットで遠隔の通訳を使っているか聞く。
外国人患者を受け入れる体制を、第三者が審査して認める制度に「JMIP」があります。認証を受けた病院は、JNTOの医療機関検索で絞り込めます。
国は、利用者が少ない言語のために、医療機関向けの遠隔通訳サービスも用意しています。登録した医療機関が使う制度なので、使えるかどうかは病院に聞いてください。
なお、国の「夜間・休日のワンストップ窓口」(03-6371-0057)は、医療機関と自治体のための窓口です。外国人の患者など、個人からの相談は受けていません。
方法2 AMDA国際医療情報センター
AMDA国際医療情報センターは、外国語での電話の医療相談や、遠隔の医療通訳のサービスを案内しています。
- 多言語相談電話:0120-339-266(03-6233-9266とも書かれています)
- ウェブサイトの言語:英語、中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語、タイ語、タガログ語、ベトナム語、やさしい日本語、インドネシア語
- 料金や受付時間は、公式サイトで確認してください。
方法3 自治体の外国語窓口
厚生労働省のページには、都道府県の多言語の相談窓口が載っています。東京都の「多言語相談ナビ」や、大阪府の外国人向け情報コーナーなどがあります。医療機関の案内や、医療通訳についての相談ができる窓口もあります。窓口ごとに、言語と時間が違います。
病院へ行く前に準備すること
- 多言語の書類:厚生労働省は、診療申込書、問診票、処方せんの説明、高額療養費制度の説明などを、13の言語でつくっています。病院が使うための書類ですが、外国語の書類があるか聞くと、出してくれる場合があります。
- 症状のメモ(いつから、どこが、どう痛いか)
- 飲んでいる薬の名前、アレルギー、持病
- 保険証(マイナ保険証または資格確認書)、在留カード
翻訳アプリは便利ですが、手術や薬など大事な説明は、通訳を頼むほうが安全です。
まとめ
- 行く前に病院に連絡して、通訳が必要なことを伝える。
- 相談先は、AMDA国際医療情報センター、自治体の外国語窓口。
- 多言語の問診票があるか聞く。症状のメモを用意する。
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