家賃の払い方(口座振替・カード・振込)
家賃をいつ、どの方法で払うのかを説明します。口座振替・振込・クレジットカードの違い、契約書で確かめる欄、払うのが遅れた時に先にすることが分かります。
写真:Mokkie(CC BY-SA 3.0) 元の写真
この記事では、家賃(やちん)をいつ、どの方法で払うのかが分かります。払うのが遅れた時に、先にすることも説明します。
家賃はいつ払う?
国土交通省の「部屋探しのガイドブック」では、家賃は「毎月、月末までに翌月分を払う」のが一般的だと説明しています。つまり、来月の家賃を今月のうちに払います。
法律(民法614条)では、建物の家賃は毎月末に払うと決めています。でも、これは契約で決めていない時のルールです。実際は、契約書に「翌月分を毎月○日まで」のように書いてあることが多いです。まず自分の契約書を見てください。
- 共益費(きょうえきひ・管理費)も、家賃といっしょに払うことが多いです。
- 月の途中で入居・退去する時は、日割り(ひわり)で計算するのが原則です。国の標準の契約書では、1か月を30日として計算します。
払い方は主に3つ
| 払い方 | しくみ | 気をつけること |
|---|---|---|
| 口座振替(こうざふりかえ) | 決まった日に、自分の銀行口座から自動で引き落とされる | 残高が足りないと引き落とせない。始めるまでに申し込みが必要 |
| 振込(ふりこみ) | 毎月、自分で銀行・ATM・ネットバンキングから送る | 振込手数料がかかる。毎月忘れずに送る |
| クレジットカード | カード会社を通して払う | 使えるかどうかは契約による |
国の標準の契約書には、このほかに「持参(じさん)」という欄もあります。お金を直接持っていく方法です。
UR賃貸住宅は、家賃と共益費を口座振替で払います。URの案内では、クレジットカードでの支払いは扱っていません。
契約書のどこを見る?
国の「賃貸住宅標準契約書」には、次の欄があります。契約の前に、ここを確かめましょう。
- 支払期限:何日までに払うか
- 支払方法:振込・口座振替・持参のどれか
- 振込先:銀行名・口座番号・口座の名前
- 振込手数料を払う人:貸す人か、借りる人か
払い方は、自分で選べないこともあります。分からない時は、サインの前に不動産会社に聞いてください。
払うのが遅れたら
遅れると分かったら、すぐに大家さんか管理会社に連絡します。いつ払えるかを伝えましょう。保証会社を使っている時は、保証会社から連絡が来ることもあります。
遅れた時に払う損害金(そんがいきん)の決まりがある契約もあります。消費者契約法では、事業者との契約で、遅れた時の損害金が年14.6%を超える部分は無効です。
払わない状態が続くと、契約を解除(かいじょ)されることがあります。国の標準の契約書でも、払うように求められた期間に払わない時は、契約を解除できると書いています。家賃が払えない時は、早めに相談してください。
払い忘れを防ぐコツ
- 引き落とし日が、給料日のあとか確かめる。
- 引き落としの前の日に、口座の残高を見る。
- 振込の時は、明細(めいさい)を保存しておく。
- 帰国や引っ越しで口座を閉じる前に、払い方の変更を連絡する。
まとめ
- 家賃は「月末までに翌月分」が一般的。でも、まず契約書の日にちを見る。
- 払い方は口座振替・振込・カードなど。どれが使えるかは契約で決まる。
- 遅れそうな時は、先に連絡する。続くと契約を解除されることがある。
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