健康診断 会社の健診と特定健診
会社で年1回受ける健康診断は、法律で決まった大事な制度です。項目や、40歳からの特定健診との違い、受けるときのポイントをやさしく説明します。
この記事では、会社で受ける健康診断の決まりと、40歳からの特定健診の違いが分かります。受けるときのポイントも説明します。
会社の健康診断は法律で決まっている
日本では、会社(事業者)は、働く人に健康診断を受けさせなければなりません。労働安全衛生法という法律の決まりです。
- 会社は、常時使用する労働者に、1年以内ごとに1回、定期の健康診断を行う(労働安全衛生規則第44条)。
- 働く人も、会社が行う健康診断を受けなければならない(労働安全衛生法第66条)。
「常時使用する労働者」に当てはまるかどうかは、働き方によって違うことがあります。分からないときは、会社の担当者に聞きましょう。
どんな項目を調べる?
定期健康診断の主な項目は、次のとおりです。
- 今までの病気や仕事の聞き取り、今の症状の確認
- 身長、体重、腹囲、視力、聴力
- 胸のレントゲン、血圧
- 血液の検査(貧血、肝臓、血中の脂、血糖)
- 尿の検査、心電図
医師が必要でないと判断した一部の項目は、省略されることもあります。
受けるときのポイント
- 会社が決めた病院や日にちに受けます。都合が悪いときは、早めに会社へ言いましょう。
- 会社が指定した医師の検診を希望しない場合は、自分で別の医師の検診を受けて、その結果を会社に出す方法もあります(法律に書かれた例外)。
- 受診の前は、会社から食事などの注意が出ます。たとえば、検査の前に食べないように言われることがあります。
- 結果は必ず読みましょう。「要再検査」「要精密検査」と書かれたら、病院に行きます。
会社が行う検診なので、ふつうは会社が費用を出します。心配なときは、会社に聞きましょう。
特定健診(40歳から74歳)
特定健診は、40歳から74歳の人が、加入している医療保険(健康保険組合や市町村の国民健康保険など)で受ける健診です。メタボリックシンドローム(お腹まわりの脂肪と、血圧・血糖などの問題が重なった状態)に注目した健診です。
厚生労働省は、1年に1回受けることをすすめています。結果によっては、保健師や管理栄養士などが生活の相談にのる「特定保健指導」があります。受診券や、受けられる場所、自己負担は、加入している保険の窓口で確認してください。
まとめ
- 会社の健康診断は、会社が年1回行い、働く人も受ける決まり。
- 「要再検査」のときは、必ず病院へ。
- 40歳からは、加入している保険の特定健診も受ける。
困ったときは sweeeeep の相談窓口へ(多言語で無料相談)