救急車を呼ぶ 119番の伝え方
急な病気やけがで119番に電話するときの伝え方を、消防庁の案内をもとに5つの順番で説明します。電話通訳や、迷ったときの相談先も紹介します。
写真:Mr.ちゅらさん(CC BY-SA 4.0) 元の写真
この記事では、救急車を呼ぶ119番の電話のかけ方と、伝える内容の順番が分かります。急なときに慌てないよう、先に読んでおきましょう。
こんなときは迷わず119番
消防庁の案内には、次のような症状があるときは、迷わず119番に電話するように書かれています。
- 意識がない、呼びかけに反応しない
- 顔の片側が動かない、言葉がうまく話せない
- 急に強い頭の痛み、息ができない、胸の強い痛み
- 大量の出血、広い範囲のやけど
- 事故や高いところからの落下で、強くぶつけた
迷うときは、後で説明する相談の電話(#7119)も使えます。
119番で伝える5つのこと
119番に電話すると、「火事ですか、救急ですか」と聞かれます。消防庁の案内の順番は次のとおりです。ゆっくり、落ち着いて話しましょう。
- 「救急です」と言います。
- 場所を言います。住所は市・町・村の名前から言います。住所が分からないときは、近くの大きな建物や交差点を伝えます。
- 症状を言います。誰が、どうなったか、今どうかを、短く言います。意識と呼吸があるかも伝えます。
- 年齢を言います。分からないときは「60代」のように言います。
- 自分の名前と、連絡できる電話番号を言います。
状況が危ないときは、全部の質問が終わる前に救急車が出発します。電話を切ったあとも、連絡がつくようにしておきましょう。
日本語が難しいとき
消防本部の中には、電話通訳センターを使って、通報する人・消防の担当者・通訳の3人で話せるようにしているところがあります(神戸市など)。消防庁は、すべての消防本部に広げることを目指しています。対応する言語や仕組みは地域によって違います。慌てても、まず落ち着いて119番に電話し、話せる言葉を伝えましょう。
消防庁は「訪日外国人のための救急車利用ガイド」を、英語、中国語、韓国語、ベトナム語、ネパール語、インドネシア語、タガログ語など16の言語でつくっています。日本語も一緒に書かれています。事前に読んで、スマートフォンに保存しておくと安心です。
救急車が来るまでと来たとき
- 周りに手伝える人がいたら、救急車が来る場所まで出て、案内してもらいます。
- 保険証(またはマイナ保険証)、在留カードやパスポート、お金、靴、飲んでいる薬を用意します。
- 救急隊には、いつどうなったか、持病、普段の薬を伝えます。
まとめ
- 119番では「救急です」→場所→症状→年齢→名前と電話番号の順に話す。
- 日本語が難しくても、多くの地域で電話通訳がある。
- 迷うときは #7119(地域による)や、症状をチェックするアプリ「Q助」を使う。
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