大学・専門学校への進学と奨学金(外国籍の人)
外国籍の人が大学・専門学校に進むときの奨学金を説明します。国の修学支援新制度の内容、日本学生支援機構(JASSO)の奨学金に申し込める在留資格と、申し込みの注意が分かります。
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この記事では、外国籍の人が大学・専門学校に進むときに使える奨学金が分かります。国の「修学支援新制度」と、日本学生支援機構(JASSO)の奨学金に申し込める在留資格を説明します。
国の「高等教育の修学支援新制度」
家庭のお金の状況に関わらず進学できるように、国が支える制度です。次の2つがセットになっています。
- 授業料・入学金の減額や免除:通う学校が、払う金額を減らします。
- 給付型奨学金:JASSOが出す、返さなくてよいお金です。
対象になる学校は、大学、短期大学、高等専門学校(4・5年)、専門学校のうち、国が条件を満たすと確認した学校だけです。通いたい学校が対象かは、国の「支援対象校一覧」で確かめてください。
支援の額は、世帯の収入と、扶養する子どもの数で決まります。住民税が非課税の世帯は、いちばん手厚い区分です。国の資料では、世帯収入が約600万円程度までの人が、対象の目安になっています。子どもが3人以上いる家庭は、収入の制限なく、授業料と入学金が一定の額まで減る制度(2025年度から)もあります。私立大学の2026年度の上限額は、授業料70万円、入学金26万円です。
この制度を使うと、JASSOの無利子の貸与奨学金(借りるお金)の額が減ることがあります。
外国籍の人は在留資格を確かめる
JASSOの奨学金(貸与・給付とも)に申し込める外国籍の人は、次のいずれかです。
- 法定特別永住者
- 永住者
- 日本人の配偶者等
- 永住者の配偶者等
- 定住者で、将来、日本に永住する意思がある人
- 家族滞在で、下の4つの条件を全部満たす人
家族滞在の人の条件は、次の4つです(JASSOの案内)。
- 12歳になる学年の終わりまでに日本に入国した(給付型は「初めて入国した」)、または日本の小学校を卒業した
- 日本の中学校を卒業した
- 日本の高校などを卒業した、または卒業する予定
- 大学などを出たあと、日本で働いて暮らしつづける意思がある
自分が当てはまるかどうかは、JASSOの案内と、学校の奨学金の窓口で、必ず確かめてください。「留学」の在留資格は、この一覧に入っていません。
申し込むときは、在留資格と在留期限(特別永住者・永住者以外)を申告して、証明の書類を出します。
いつ申し込む?
高校に通っているあいだに申し込める「予約採用」があります。進学したあとの「在学採用」もあります。締め切りは学校ごとに違います。高校3年生になる前から、進路の先生に聞いておきましょう。
まとめ
- 国の修学支援新制度は、授業料の減免と、返さなくてよい給付型奨学金のセット。
- 外国籍の人は、在留資格が条件。「留学」の在留資格は、対象になりません。
- 家族滞在・定住者は、条件が細かい。JASSOと学校の窓口で確認する。
- 締め切りは学校ごとに違うので、早めに先生に相談する。
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