いじめ・不登校のとき:相談できる窓口
子どもがいじめにあったり、学校に行けなくなったりしたときの相談先を説明します。無料の電話窓口、外国語で相談できる窓口、不登校のときの学びの場が分かります。
イラスト:sweeeeep
この記事では、子どもが学校でいじめにあったり、学校に行けなくなったりしたときの、相談先と考え方が分かります。外国語で相談できる窓口も紹介します。
まず、子どもの話を聞く
子どもが「学校に行きたくない」と言ったら、まず責めずに聞きます。いつ、どこで、だれが、何をしたか、メモをしておくと、あとで相談しやすいです。ひどいけがや、命に関わる危ないときは、すぐに警察(110番)や救急(119番)へ連絡してください。
学校では、担任の先生や、学校の相談の先生に話せます。言葉が不安なときは、日本語指導の先生や、母語支援員がいる学校なら、その人にも話してみましょう。
電話で相談できる窓口
| 窓口 | 電話番号 | 受け付け | ひとこと |
|---|---|---|---|
| 24時間子供SOSダイヤル(文部科学省) | 0120-0-78310(なやみいおう) | 24時間・年中無休 | 無料。かけた地域の教育委員会の相談機関につながります。IP電話からはつながりません。つながらないときは、かけ直してよいとされています。 |
| 子どもの人権110番(法務局) | 0120-007-110 | 平日8:30〜17:15 | 無料・秘密は守られます。一部のIP電話はつながらないことがあります。 |
| 外国語人権相談ダイヤル(法務省) | 0570-090-911 | 平日9:00〜17:00 | 通訳サービスを通して、近くの法務局につながります。ナビダイヤルなので通話料がかかることがあります。 |
外国語人権相談ダイヤルの言語は、英語・中国語・韓国語・フィリピノ語・ポルトガル語・ベトナム語・ネパール語・スペイン語・インドネシア語・タイ語です。子どもの人権110番には、外国語の対応が書かれていません。外国語で相談したいときは、外国語人権相談ダイヤルが使えます。
学校に行けないとき(不登校)
文部科学省は2023年3月に、不登校の対策「COCOLO(ココロ)プラン」をまとめました。学校に行きづらい子の学びの場を、いくつか用意する考え方です。
- 校内の別室:自分の教室に入りにくい子が、落ち着いて過ごせる部屋がある学校があります。
- 教育支援センター:市区町村が作る、学校以外の学びの場です。保護者の相談や、保護者の会の情報を教える場所になることも期待されています。
- 学びの多様化学校:不登校の子のための特別な学校です。数はまだ多くありません。
2024年8月の通知では、教育支援センターや家で一生けんめい勉強した子の努力を、学校が積極的に評価するようにと示されました。外国籍の子も同じです。住んでいる市区町村にどんな場があるかは、教育委員会に聞いてください。
相談するときのコツ
- 「いつから」「何があったか」「子どもはどう感じているか」を、短く書いておく。
- 子どもが「話したくない」ときは、無理に聞かない。
- 日本語が不安なら、先に「通訳がほしい」と伝える。
まとめ
- まず子どもの話を聞く。危ないときは110番・119番。
- 電話の相談先は、24時間子供SOSダイヤル、子どもの人権110番、外国語人権相談ダイヤル。
- 不登校には、校内の別室や教育支援センターなど、学校以外の学びの場もある。
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