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学校で要るお金と「就学援助」のしくみ

日本の公立の小・中学校でかかるお金と、経済的に大変なときの「就学援助」を説明します。対象になる人、助けてもらえる費用、申し込みのときの注意が分かります。

R生活サポート部2026年10月27日
貯金箱や給食、えんぴつを囲んで、学校のお金を相談する親子のイラスト

イラスト:sweeeeep

この記事では、日本の公立の小学校・中学校でどんなお金が要るかと、お金が心配なときに使える「就学援助(しゅうがくえんじょ)」が分かります。外国籍の家庭も、まず市区町村に聞いてみてください。

公立の小・中学校は無償で受け入れ

公立の小学校・中学校に入りたい外国籍の子は、日本人の子と同じように、無償で受け入れられます。ただし、学校生活のなかで、いくつかの費用が出ることがあります。金額は学校や市区町村で違います。入学前の説明会や、学校からのお知らせで確かめましょう。

「就学援助」とは

お金の事情で、子どもを学校に通わせるのが難しい家庭を、市区町村が助ける制度です。法律(学校教育法)にもとづいています。

  • 要保護(ようほご):生活保護を受けている家庭。
  • 準要保護(じゅんようほご):生活保護に近いくらい生活が大変だと、市区町村の教育委員会が認めた家庭。

国の資料では、2024年度の対象は、要保護がおよそ8万人、準要保護がおよそ109万人です。

どんな費用を助けてもらえる?

国が示している対象の例は、次のとおりです。

分類例
学校で使う物学用品費、体育で使う用具、通学用品、新入学の学用品
学校のお金給食費、修学旅行費、校外活動費、クラブ活動費、生徒会費、PTA会費、卒業アルバム代
そのほか通学費、医療費(決められた病気のみ)、オンライン学習の通信費

ただし、準要保護の基準や、助ける費目は、市区町村が決めます。住んでいる所で違います。

外国籍でも使える?

国は、外国籍の子の就学について、就学援助の制度も含めて広く知らせるよう、市区町村に求めています。外国籍の家庭にも知らせるのが、国の方針です。使えるかどうかや、基準の金額は、住んでいる市区町村の教育委員会で聞いてください。

申し込みのときの注意

  • 申し込みが必要です。待っているだけでは始まりません。
  • 学校か教育委員会に、申込用紙の場所と、受け付けの時期を聞きます。
  • 新入学の学用品の援助は、入学の前に受け付けを始める市区町村もあります。
  • 毎年、申し込み直す市区町村もあります。
  • 必要な書類(収入が分かる書類など)は、市区町村で違います。

「うちは対象かな?」と迷うときも、まず聞いてみることが大切です。

まとめ

  • 公立の小・中学校は無償で受け入れ。でも給食費などは別にかかることがある。
  • 「就学援助」は、市区町村が学校のお金を助ける制度。
  • 国は、外国籍の家庭にも制度を知らせるよう求めている。
  • 基準・申し込みは市区町村で違うので、教育委員会に聞く。

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