行政書士に頼むと何が楽になるか
ビザの申請を行政書士に頼むと、書類づくりや入管への提出を任せられます。申請取次行政書士ならできること、本人がしなければならないこと、頼む前に確かめる点をまとめました。
写真:Petar Milošević(CC BY-SA 4.0) 元の写真
この記事では、ビザ(在留資格)の手続きを行政書士に頼むと何が楽になるかが分かります。頼めることと、頼めないことを分けて説明します。費用は事務所ごとに違うので、ここでは書きません。
行政書士とは
行政書士(ぎょうせいしょし)は、役所に出す書類を作る国家資格の専門家です。行政書士法で、次のことが仕事と決められています。
- 役所に出す書類を作る
- その書類を役所に出す手続きを代わりに行う
- 書類の作り方の相談にのる
行政書士には、仕事で知った秘密を守る義務があります。行政書士でなくなったあとも同じです。
「申請取次行政書士」なら入管に行かなくてよい
在留期間の更新などの申請は、本人が入管に行くのが原則です。でも、入管について一定の研修を終え、入管に届け出た「申請取次行政書士」に頼むと、本人は入管に行かなくてよくなります。仕事や勉強を休まずにすみます。
申請取次行政書士に頼める手続きの例です。
- 在留期間の更新
- 在留資格の変更
- 在留資格認定証明書(家族や社員を日本に呼ぶとき)
- 資格外活動許可
- 再入国許可
何が楽になるか
| 自分でする場合 | 行政書士に頼む場合 |
|---|---|
| 必要な書類を自分で調べる | 状況に合う書類を教えてもらえる |
| 申請書を日本語で書く | 申請書や説明の書類を作ってもらえる |
| 平日に入管へ行き、並ぶ | 入管への提出を代わりにしてもらえる |
| 追加の資料の求めに自分で対応 | どう出すか一緒に考えてもらえる |
日本人と結婚した、転職した、前に許可されなかったなど、説明が大事な申請では、書類の作り方で伝わり方が変わります。
本人がしなければならないこと
- 本当のことを話し、書類の中身を自分でも確かめる(うその申請は在留資格の取消しの理由になります)
- 給料の書類、学校の証明書など、自分で集める書類を用意する
- 結果が出るまでの連絡に答える
行政書士は、法律で他の専門家に限られている仕事はできません。たとえば裁判など、法律上の争いの事件は弁護士の仕事です。
頼む前に確かめること
- 入管に申請取次の届出をした行政書士か(聞いて確かめる)
- 費用と、何をしてくれるかを、書面で確かめる
- 母語や、分かりやすい日本語で説明してくれるか
まとめ
- 行政書士は、役所に出す書類を作り、出す手続きを代わりにする専門家
- 申請取次行政書士に頼むと、本人が入管に行かなくてよい
- 本当のことを話し、書類は自分でも確かめる
- 頼む前に、取次の資格と費用を確かめる
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