町内会・回覧板とのつきあい方
日本の多くの地域には、住民がつくる町内会(自治会)があります。どんな活動をしているか、入るのは自由か、会費や回覧板の回し方、入り方と、外国人が入る時のポイントを説明します。
写真:m-louis .® from Osaka, Japan(CC BY-SA 2.0) 元の写真
この記事では、日本の「町内会(ちょうないかい)」や「自治会(じちかい)」と、回覧板(かいらんばん)について分かります。入るかどうかを考える時のポイントも説明します。
町内会・自治会とは
町内会や自治会は、同じ地域に住む人たちがつくる団体です。地域によって「区会」などとよぶこともあります。住みよい町にするため、みんなで力を合わせて活動しています。
市役所の案内には、次のような活動がのっています。
- 回覧板で、市や地域のお知らせを回す。
- 地震や火事にそなえる防災訓練をする。
- 夏祭りや運動会など、交流の行事をする。
- ごみ置き場(ごみステーション)の管理や掃除をする。
災害の時は、近所の助け合いが大切です。ふだんから顔見知りになっておくと安心です。
入るのは自由?
町内会・自治会は、入ることを法律で強制される団体ではありません。最高裁判所は2005年の判決で、県営住宅の自治会について、強制加入の団体ではなく、規約に退会を制限する決まりもない場合は、会員はいつでも退会できると判断しています。
ただし、多くの市区町村は、地域のために入ることをすすめています。入るかどうかは、活動の内容や会費を聞いてから決めましょう。
会費
入ると、活動を支えるための会費を払うことがあります。金額は地域によって違います。集め方(月ごと・年ごと、だれが集めに来るか)も聞いておきましょう。
回覧板の回し方
回覧板は、市役所や町内会からのお知らせを、となりの家へ順番に回す板やファイルです。
- 回覧板が届いたら、中のお知らせを読む。
- 名前を書く欄やはんこの欄があれば、記入する。
- 長く手元に置かず、早めに次の家へ渡す。
ごみの収集日の変更、防災訓練、道路工事など、生活に役立つ情報がのっています。読めない言葉があれば、スマホの翻訳アプリを使ったり、近所の人に聞いたりしましょう。
入り方
- 近所の人や、町内会の班長さんに聞く。
- 賃貸の部屋なら、大家さんや管理会社に聞く。建物ごとに決まりがあることもある。
- 分からない時は、市区町村の窓口に問い合わせる。
外国人の住民向けに、やさしい日本語や外国語で町内会を説明するチラシを作っている市もあります。
まとめ
- 町内会・自治会は、地域の住民がつくる団体。防災やごみ置き場の管理などをする。
- 入るのは強制ではないが、近所とのつながりは災害の時に役立つ。
- 回覧板は読んだら早めに次の家へ。
- 入り方は、近所の人や管理会社に聞く。
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