エアコン・暖房の使い方と電気代を下げるコツ
エアコンや暖房の上手な使い方を説明します。資源エネルギー庁の試算で、設定温度やフィルター掃除で電気代がどのくらい変わるかの目安と、熱中症を防ぐための注意が分かります。
写真:Shixart1985(CC BY 2.0) 元の写真
この記事では、エアコンや暖房の上手な使い方が分かります。電気代を下げる工夫と、その金額の目安、夏の熱中症の注意を説明します。
目安の温度
資源エネルギー庁は、冬の暖房は、部屋の温度(室温)20℃を目安にすることをすすめています。夏の冷房は、冷やしすぎないようにします。
エアコンの「設定温度」と、実際の部屋の温度は同じではありません。環境省も、部屋に温度計を置いて確かめることをすすめています。
電気代を下げる工夫と金額の目安
資源エネルギー庁の試算です(エアコン2.2kW、1日9時間使った場合など)。1年間で節約できる金額の目安です。
| 工夫 | 1年の節約の目安 |
|---|---|
| 冷房の設定を27℃から28℃にする(外の気温31℃の時) | 約940円 |
| 暖房の設定を21℃から20℃にする(外の気温6℃の時) | 約1,650円 |
| 冷房を1日1時間短くする(設定28℃) | 約580円 |
| 暖房を1日1時間短くする(設定20℃) | 約1,260円 |
| フィルターを月に1~2回掃除する | 約990円 |
実際の金額は、機械の種類、部屋の広さ、電気料金の契約によって変わります。
ほかにも、次のことが省エネになります。
- 室外機(外に置く機械)の吹き出し口の前に、物を置かない。
- 夏はレースのカーテンなどで日差しをさえぎる。冬は厚いカーテンを使う。
夏は熱中症に注意
環境省によると、熱中症は家の中でも多く起きています。「熱中症警戒アラート」が出た日は、エアコンを適切に使い、すずしい部屋で過ごしましょう。電気代を気にして、がまんしすぎないことが大切です。こまめに水分と塩分もとります。
エアコンの中の掃除
長く使ったエアコンは、中にほこりやカビがたまることがあります。資源エネルギー庁は、中の掃除は知識のある業者に頼むよう説明しています。知識がない人が中を洗うと、故障の原因になることがあります。悪い業者とのトラブルも報告されています。
部屋に最初からついているエアコンは、大家さんの物のことが多いです。中の掃除や修理の前に、管理会社に聞きましょう。
ほかの暖房を使う時
- ファンヒーターは、フィルターのほこりを取ると効率が上がる。
- ガスストーブやガスファンヒーターを使う時は、30分に1回ほど部屋の空気を入れかえる。
- 賃貸の部屋では、使える暖房の種類が契約で決まっていることがある。使う前に確かめる。
まとめ
- 冬の室温は20℃が目安。夏は冷やしすぎない。
- 設定温度を1℃変える、フィルターを掃除するだけでも電気代が下がる。
- 夏は熱中症を防ぐため、エアコンをがまんしない。
- 部屋のエアコンの掃除や修理は、先に管理会社に相談。
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