鍵をなくした・閉め出された時にすること
家の鍵をなくした時や、部屋に入れなくなった時の連絡の順番、鍵の交換代はだれが払うか、鍵開けの業者に高いお金を請求されないための注意を説明します。
写真:Ali rajabi7374(CC BY-SA 4.0) 元の写真
この記事では、家の鍵をなくした時や、部屋に入れなくなった時(閉め出し)にすることが分かります。だれに連絡するか、お金はだれが払うか、高い料金のトラブルを防ぐ方法を説明します。
まず連絡する順番
- 家族や同じ部屋に住む人がいれば、鍵を持っていないか聞く。
- 賃貸の部屋なら、大家さんか管理会社に電話する。夜や休日の連絡先があるか、契約書や入居の時の書類を見る。
- 外で鍵をなくした時は、警察署か交番に「遺失届(いしつとどけ)」を出す。
賃貸の部屋の鍵は、大家さんの物です。自分で鍵を壊したり、勝手に鍵を替えたりする前に、まず管理会社に相談しましょう。
遺失届の出し方
落とし物をしたら、近くの警察署か交番で遺失届を出します。どこの警察署・交番でも出せます。都道府県によっては、インターネットで出すこともできます。ただし、受け付けまで時間がかかることがあります。急ぐ時は窓口へ行きましょう。
鍵と一緒に、キャッシュカードやクレジットカード、スマホもなくした時は、悪用されないように、それぞれの会社にもすぐ連絡します。
鍵の交換代はだれが払う?
国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」では、次のように整理しています。
| 場面 | 交換代を払う人(目安) |
|---|---|
| 鍵をなくした・使い方が悪くて壊した | 借りている人(借主) |
| なくしても壊してもいないが、次の人のために替える | 貸している人(貸主) |
鍵をなくした時は、鍵だけでなく、鍵穴の部品(シリンダー)の交換代を求められることもあります。また、契約書に特別な決まり(特約)がある時は、その内容によることがあります。契約書を確かめましょう。
鍵開けの業者を呼ぶ時の注意
国民生活センターは、出張の鍵開けサービスの料金トラブルに注意をよびかけています(2024年11月)。広告には「2,000円から」と書いてあったのに、作業のあとで約10万円を請求された例もあります。
- 「◯◯円~」という広告の金額を、そのまま信じない。
- 電話で、出張料・作業料・キャンセル料を含めた金額を先に聞く。
- 作業の前に見積もりをもらい、納得してから頼む。
- 金額に納得できない時は、その場で払わない。「納得できる金額なら後で払う」と伝える。
- 訪問販売として、クーリング・オフができることもある。
- 困った時は、消費者ホットライン「188」に電話する。
なくさないための備え
- 自分の鍵の種類やメーカーを、ふだんから確かめておく。
- 鍵をなくした時にどうするか、管理会社に先に聞いておく。
- 鍵を郵便受けや玄関の近くに隠さない。
- オートロックの建物では、ごみ出しなど少しの外出でも鍵を持つ。
- 合い鍵を作る時は、先に管理会社に聞くと安心。
まとめ
- 鍵をなくしたら、まず管理会社に連絡。外でなくしたら遺失届。
- なくした・壊した時の交換代は、借主が払うのが基本。
- 業者を呼ぶ時は、作業の前に全部の金額を確かめる。
- 困ったら「188」へ。
困ったときは sweeeeep の相談窓口へ(多言語で無料相談)