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住まい(不動産)|部屋の借り方

初期費用の見方(敷金・礼金・手数料)

部屋を借りるときに最初に払うお金の中身を説明します。敷金・礼金・仲介手数料・保証会社の料金などの意味と、見積もりで確かめる点が分かります。

R生活サポート部2026年10月27日
日本の千円札

写真:Wikimedia Commons(パブリックドメイン)(Public domain) 元の写真

この記事では、部屋を借りる時に最初に払う「初期費用(しょきひよう)」の中身が分かります。見積もりを見る時に、何を確かめればよいかも説明します。

初期費用には何が入る?

家賃のほかに、いくつかのお金が必要です。名前は会社や地域で少し違います。

項目意味返ってくる?
敷金(しききん)家賃を払えない時や、部屋の修理のために大家さんに預けるお金退去の時、引かれる分を除いて返る
礼金(れいきん)大家さんへのお礼として払うお金返らない
仲介手数料部屋を紹介した不動産会社に払うお金返らない
保証会社の料金家賃の保証を頼む会社に払うお金返らない
前家賃・日割り家賃入居する月と次の月の家賃を先に払う家賃として使われる
火災保険など火事や水もれの保険保険のお金なので返らない

ほかに、鍵の交換代を求められる契約もあります。礼金や敷金がない物件もあります。

敷金は「預けるお金」

敷金は、民法という法律で決まっています。大家さんは、敷金を預かったら、家賃などの未払いを引いて、残りを返す義務があります。部屋を返したあとに返金されます。くわしいことは「退去の時の原状回復」の記事で説明します。

仲介手数料には上限がある

国土交通省は、賃貸の仲介手数料の上限を決めています。

  • 貸す人と借りる人が払う手数料の合計は、家賃の1か月分の1.1倍まで(消費税を含む)。
  • 住む部屋の場合、借りる人から受け取れるのは、家賃の0.55か月分まで。ただし、借りる人があらかじめ承諾した場合は別です。

国土交通省の例では、家賃が4万円の時、合計の上限は4万4千円です。

契約の前に、手数料の金額と、承諾したかどうかを必ず確認しましょう。分からない時は、サインの前に質問してください。

計算の例

家賃が5万円で、敷金と礼金が1か月分ずつの場合を考えます(これは例です)。

  • 敷金:5万円
  • 礼金:5万円
  • 仲介手数料:2万7,500円まで(0.55か月分の場合)
  • 前家賃や日割り家賃:5万円前後
  • 保証会社、火災保険、鍵の交換:会社ごとに違う

このように、家賃の数か月分が必要になります。引っ越しのお金も別に必要です。

URの場合は、少し違います。URでは、礼金・仲介手数料・更新料はありません。必要なのは、敷金(家賃の2か月分)と、日割りの家賃と共益費です。

見積もりを見る時のポイント

  • 項目の名前と金額を、一つずつ聞く。
  • 名前だけでは意味の分からない項目は、何のお金か、必要かどうかを聞く。
  • 返ってくるお金と、返らないお金を分けて考える。
  • 複数の会社の見積もりを比べる。

まとめ

  • 初期費用には、敷金・礼金・仲介手数料・保証料・前家賃・保険などがある。
  • 敷金は預けるお金で、礼金は返らない。
  • 仲介手数料には国の上限がある。
  • 意味の分からない項目は、サインの前に聞く。

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